1976-10-06 第78回国会 衆議院 外務委員会 第1号
○堂森委員 あなたは自由新報に昨年の十月二十八日ですか、覇権条項についてのあなたの考え方を具体的に発表されておると思うのです。あの考え方はいまも変わっていませんか。あるいは訂正するとか変えるとかいうことはないか。あのとおりだ、いまもそうかということについて承っておきたい。
○堂森委員 あなたは自由新報に昨年の十月二十八日ですか、覇権条項についてのあなたの考え方を具体的に発表されておると思うのです。あの考え方はいまも変わっていませんか。あるいは訂正するとか変えるとかいうことはないか。あのとおりだ、いまもそうかということについて承っておきたい。
○堂森委員 それでは、言葉をかえまして外務大臣にお尋ねしますが、七二年に共同声明が発表されて近く平和友好条約も結ぼうではないかという話し合いができまして、きょうまで延び延びになっておる、その主たる原因は、最大の原因はどこにあるというふうに外務大臣はお考えでございましょうか。
○堂森委員 終わります。
○堂森委員 時間ですから終わります。
○堂森委員 じゃ、アメリカ政府、フォード政権が力の外交に転換をしたという姿をあなたはどうお考えでございますかと、こういうことを聞いたわけであります。
○堂森委員 これは今後いかなる政府といえどもその方針は変わらぬというふうにあなたは信じておられますか。もう一遍承っておきたいと思います。
○堂森委員 終わります。
○堂森委員 どうも三木総理は答弁がなかなかお上手なものですから……。もう少し具体的に御答弁願いたいのですが、時間がありませんで残念なんでありますが、それじゃ、覇権条項を本文に入れるとかあるいは前文で済ますとかそういうことではないのでございますか。
○堂森委員 私は別に、具体的に期限を切れと言っているわけじゃないんです。 それでは、たとえばどこにきょうまで一年間かかった難点があるとお考えでございますか。この点をそれでは承ります。
○堂森委員 終わります。
○堂森委員 外務大臣、そうしますと、いまのところ米台間の関係はこのまま続くであろうというお考えでございますか。そういうふうに印象を受けておられるのでございますか。
○堂森委員 そうしますと、キッシンジャー氏からは、米台関係については何も具体的にあなたに話はなかったということでございますか、これも確かめておきたいと思います。
○堂森委員 終わります。
○堂森委員 そうでしょうか。円のレートがどのくらいに決まるのか、どの辺になるのかというようなことにも私は大きな影響があると思うのです。したがって、現在の日本がとっておるような管理されたフロート制、こういうようなところに落ちつくであろうという見通しのように、あなたの答弁を聞いておると思いますが、そうでございましょうか。
○堂森委員 それでは重ねていまの問題についてお尋ねしますが、しかし大蔵当局としてはやはりどうなるだろうという見通しは持っておられると思うのです。日本に対してどんな影響が来るだろうか、そういうことも見通しは持っておられますか。
○堂森委員 終わります。
○堂森委員 もう時間がございませんから終わりますが、いまの外務大臣の希望的な御答弁であります、そうなってもらわなければならないのは当然でありますが、この会議で大きな成果を得られるかどうかということは私は疑問だと思うのでありますが、せっかく明日いらっしゃるのでありまするから、また帰国されて委員会が開かれてからいろいろと質問を申し上げたいと思います。 これで終わります。
○堂森委員 それでは、外務大臣はこの首脳会議において、ただいま答弁されたような事柄が本当に実を結ぶような、成果をおさめるような会議となるという自信といいますか確信といいますか、そういう見通しを持っておられるのでありますか。ただ主張するだけだろうというふうな消極的な見通しでございましょうか。もう一遍答弁を願いたいと思います。
○堂森委員 大臣の答弁を聞いておりますると、国際農業基金を設けることが一つの大きな具体的な目標である、こういうふうに受け取れるのでありますが、しからば日本政府としては、どういう具体的な内容を構想として持っておられるのでありましょう。これも承っておきたいと思います。
○堂森委員 この共同声明を見ますると、創造的な国際的な協調といいますか、そういうものをうたっております。ところがいまの御答弁をお聞きしておりますと、現在の段階においてベトナム後のインドシナ政策についても、また現在における朝鮮半島における政策についても、日本の考え方とアメリカの考え方は全く一致することができなかった、こういうふうに判断してようございますか。
○堂森委員 そうすると、あなたの新聞発表と総理の新聞発表とは私は違うと思うのでありますが、あなたは違わない、同じであるという判断でございますか。
○堂森委員 終わります。
○堂森委員 もう終わりますが、そうしますと、閣僚会議の時期は全く未定であり、そう早くないということでございますか。もう一遍だけ。私たちは反対でありますから……。
○堂森委員 終わります。
○堂森委員 批准しておる十五カ国でありますか、四月現在で、どことどこでございますか。
○堂森委員 時間でございますので……。
○堂森委員 終わります。
○堂森委員 そこで、それでは今度のアメリカ訪問で首脳会該をおやりになってどういうような意義があったと思っておられますか、この点、また伺っておきたいと思います。
○堂森委員 それでは外相が訪米されました動機というのは、アメリカのキッシンジャーからそうした招待を受けたということが直接の動機であったのでございますか、もう一度伺っておきたい。
○堂森委員 そうしますと、今年中に新国際ラウンドの協定といいますか、そういうものはどうなるのか、今後の様子、経過を見ないと、いつになるかはっきりとは断定できない、こういうことでございますね。
○堂森委員 こういう分け方は国際的な常識というわけですか。
○堂森委員 そうしますと、先般そういう申し入れをいたしておるので、今回の両学生の釈放になった状態において、さらにもう一度そうした回答を求めるような要求をすることはしない、こういうことでございますか、するのでございますか。
○堂森委員 時間がありませんので急ぎますが、そうしますと十二海里の領海説といいますか、そういうものは次の海洋法会議で決まるという見通しでございますか。その点はっきりしなかったんです。
○堂森委員 じゃもう一遍重ねてお尋ねしておきますが、この事件はでっち上げでないという判断でございますか、あるいはわからぬのでございますか。高島さん、あなたは局長として……。
○堂森委員 いまのような御答弁で、そういうふうに努力せなければならぬ、こういうことを言ったのだ、こういうお話のようでありますが、資源の外交その主たるものは今日石油だと思うのでありますが、石油をめぐっての外交について具体的にどういうふうにしていこうとしておられるか、こういう点を承っておきたいのであります。
○宮澤国務大臣 堂森委員に申し上げますが、これはどうも私からうかつなことが申し上げられない、事の性格上そうでございますし、戦争というのはもともと非合理的なことで、ございますので、ただいま政府委員が分析して申し上げたようなことに尽きると思います。
○堂森委員 時間がございませんからやめますが、それでは外務省としては確たる見通しは持てぬ、こういうことでございますね。 これで終わります。
○堂森委員 木村外務大臣は、金大中事件等の懸案事項が未解決のままである今日は、日韓の間の定期閣僚会議でございますか、こういうものは開くべきではないという態度を従来からとっておられたのでありますが、現在でもそういう心境でございますか。
○堂森委員 それでは、外務大臣にもう一ぺんお尋ねしますが、現在のような姿の状況では日韓定期閣僚会議は開くべきではない。そうすると、どうなったら開いていいということでございます か。もう少し具体的におっしゃってください。
○堂森委員 そうすると外務大臣は、日本の政府はアメリカ政府を信頼する以外は、それ以上のことは核の存否については何ら言うことはない、こういう態度でございますか。
○堂森委員 時間がありませんからこれ以上聞きませんが、不可能でないということは、やっておるということじゃないのでしょう。同じですか。不可能でないからやっておるということにはならぬでしょう。どうなんです。あなたは防衛庁の方として責任ある立場にあるのですから、日本に入る場合はそうしておるというふうな情報を持っておるのですか持ってないのですか。そんな逃げ口上のような答弁では……。
○河上委員 いま堂森委員からお尋ねをいたしましたラロック証言について、時間も限られておりますので、問題を二つ三つにしぼってお尋ねをしたいと思います。 初めに大臣に伺いたいと思うのですけれども、一体ラロック証言に関する米政府の日本政府に対する回答について、政府はほんとうに満足しておられるのですか、いかがでございましょうか。
○堂森委員 ラロック氏の証言が公表されて、直ちに政府は駐米大使の安川氏に訓令を発しておられると思うのです。そしてこの証言の内容について、事実調査をしろという意味の訓令が当然なされておると思うのでありますが、どのような訓令を安川大使になされたのであるか、これも承っておきたい、こう思います。
○堂森委員 それでは外務大臣、もう一ぺんことばを変えてお尋ねしますが、外務大臣は、二つの残った実務協定ですね、漁業協定、海運協定というものは大体どれぐらいで妥結し得るであろうという外務大臣としての見通しをお持ちでございましょうか、この点を承っておきたい。
○堂森委員 条約局長おられますが、どこでそんな規定がされたのですか、発表されたのですか、あるいは新聞等が推定して報道したものですか、どういうことなんですか。よくわからぬですね。
○堂森委員 大平発言は過去のものであったということは、そういう規定を外務省がしたのですか、してないのですか、どうもわからないのですが……。
○堂森委員 防衛局長、もう一ぺん聞きますが、海外行動もあり得るということもそうですか。それは答弁なかったのですが、もう一ぺん……。
○堂森委員 終わります。
○堂森委員 他の実務協定についての話し合い、交渉があるかないか、あるいは他にいろいろと構想を持っておられるようでありますが、これもあわせて承っておきたいと思います。
○堂森委員 幾つの会社が……。
○堂森委員 はい。